建築家に設計をお願いする!

久々にEさんと会う

2ヶ月ぶりにEさんと再会。

「どうもです~257
と、先週会ったばかりかのような笑顔のEさん。
のさっく夫婦が浮気して他のいろんな不動産屋さんも行っていたことを知った上で暖かく迎える、懐の深い人です。

今日はあらかじめ見たい物件を指定していました。

住宅展示場で見た、のさっく夫婦が大好きなHハウスの中古戸建て。
2004年建築と築浅。
駅から徒歩圏。
しかも予算の範囲内。

  こんな素晴らしい物件をインターネット上で発見したのです。
「建築家の家が建てたい~」と騒いでいるのさっくにとっても一見の価値あり。
その上、事前に物件を見に行ったEさんからは「グッドな物件です。」とよい感触が返って来ていました。
※こういうことを汗をかいてちゃんとしてくれるのがEさんのすばらしいところです。

もしかすると、中古戸建てに転ぶかも知れない。
そうなったらゴメンなさい>建築家の皆さん、「ザ・ハウス」のTさん。

内見の結果…

Eさんの案内でその家に到着。
外観はまさにふたりの好きなHハウス。
しかも築が浅いから、とってもキレイ。
角地で、しかも北西側には建物が何も建っていません。そんな開放感がある立地も良い。

家の中には売り主側の不動産会社の担当者のほかに、なぜか売り主も居られました。
確か既に引っ越し済みのはずなのに…
不動産屋さんよりもむしろ、売り主の方が積極的に室内を案内してくれます。

美しい内装。
最新の設備。
使いやすそうな今風の間取り。

でも中を見ているうちに気持ちがどんどん冷めていくのがわかりました。
のさっく妻も同じ気持ちを持っていることが、なんとなく伝わってきました。

この家は真新しくて素晴らしいけれど、
「のさっく家が住む家ではない。」

例えばオーディオセットを置くスペースがないのです。
普通の家にはのさっく家にあるような大規模なオーディオセットはありませんので、そういうスペースはなくて当然です。
でものさっく家には大規模なオーディオセットがあるので、どうしてもそれを置く場所が必要なのです。
「んんん…」
と思案するのさっく夫婦。

もう1軒、内見

この日はもう一軒、Eさんが選んでくれた家も見せてもらいました。
こちらはSハイムの最上位ラインに位置するモデルの家で、これまた築浅でとても状態の良い家でした。
インテリアもそのへんのモデルハウス以上に整った美しさです。
今日見たHハウスの家を含めて、今まで見たすべての中古戸建ての中で間違いなくもっとも不動産的な価値がある戸建てでした。
そういう視点で買うなら、間違いなく「買い」です。

でも、この家もやっぱりのさっく家が住む家ではありませんでした。
例えばキッチンに閉塞感があって、のさっく妻が夢見ている開放感のあるキッチンではないのです。
さらに、2階にある寝室が和室なのです。

しかし、この日に最上級の中古戸建てを続けて見せてもらったことで、逆にのさっく夫婦は決断することができました。
「もう迷わない。建築家に設計をお願いして家を建てる!」

いくら「不動産的に最上級の家」でも「最高級のハウスメーカーの家」でも、のさっく家の生活様式に合っていない家ではダメなのです。
そのためには、オーダメイドするしかないということがここではっきりとわかりました。

思えばEさんは、いつまでも中古か新築か土地を買うか…と迷っているのさっく夫婦の決断を促すために、この日の物件案内をセッティングしてくれたのだと思います。
2軒の内見が済んだあと、
「これからは土地を探しましょう。」
と先に言ってくれたのはEさんでしたから。なんとふところの広い方でしょう。

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